ぞっとする話だわ・・・・・・

注意して防ぐことができるはずだけど、どうしても隙が出来てしまうこと、よくあります。

子供連れだったり、大人数だったりすると余計に。

こんなことが身近で起こったらなんて、考えたくも無いことが、実際に起こってしまったようです。

消えた高級バイオリンどこに? コンサート中の大胆窃盗 深まる「謎」

産経新聞 4月22日(日)13時21分配信

消えた高級バイオリンどこに? コンサート中の大胆窃盗 深まる「謎」
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時価総額1600万円の高級バイオリンと弓が盗まれた奈良県文化会館=奈良市(写真:産経新聞)
【衝撃事件の核心】

 華やかなコンサートの舞台裏で、控室から時価総額1600万円の高級バイオリンと弓が消えた-。今年3月に奈良市内で開催されたコンサートに出演した大阪フィルハーモニー交響楽団の元コンサートマスター、梅沢和人さん(54)が、長年愛用してきたバイオリンと弓を盗まれる窃盗事件が発生した。控室に置いていたはずが、わずかなコンサートの開幕時間中に盗まれていた。県警は窃盗事件として捜査を開始。会場は県の施設で、控室も一般利用者の立ち入りは禁止されていた。その間隙を突いた、大胆な犯行。県警はインターネットオークションに流出した可能性もあるとみて警戒を強めるが、いまだ発見には至らず、犯人像も謎が深まるばかりだ。(杉侑里香、石井那納子)

 ■「バイオリンがない」

 梅沢さんは、奈良県の荒井正吾知事の肝いりで昨年6月に結成された県立ジュニアオーケストラの音楽監督を務めていた。

 発足後は月3~4回の練習を重ね、その本格デビューの舞台となる「ファーストコンサート」が3月20日、奈良市の県文化会館で開かれた。

 開演は午後3時半。約1300人が収容できる同館の国際ホールは熱気に包まれていた。

 オーケストラにゲストピアニストも加わり、クラシックの名曲をはじめ、日本の童謡や民謡などをクラシック風にアレンジした曲を華麗に演奏。本格デビューの初舞台は、成功のうちに幕を下ろした。

 指揮を務めた梅沢さんは、コンサートの合間にも休憩などで何度か控室に戻っていた。無事コンサートを終え、同5時ごろ控室に戻り、1時間ほど報道陣のインタビューなども受けた。そして控室を出ようとした際、異変に気付いた。

 「バイオリンがない」

 弓とともに置いていたはずのバイオリンが、ケースごと消えていたのだ。

 バイオリンは200年以上前に製作されたフランス製で、時価1300万円相当。弓も時価300万円相当の高級品。いずれも梅沢さんが長年にわたり愛用してきた大切な“相棒”だった。

 控室内や舞台、他の出演者の控室など、くまなく探したが、見つからなかった。

 この日のコンサートではバイオリンは使用されなかったため、梅沢さんは自宅なども念のため確認したが、やはりなく、県警奈良署に被害届を提出した。同署は窃盗事件として捜査を開始した。

 ■控室は無施錠

 コンサート中に忽然(こつぜん)と消えたバイオリン。控室では当時、多くの関係者やオーケストラの子供たちも出入りしており、当初は誰かが誤って持ち帰ったことも考えられた。

 しかし、子供たちは各自、持参した楽器を使用しており、別の楽器や他人の楽器であれば、すぐに気付くはず。

 意図的に盗まれたとすると、どのようにして犯人は控室に侵入したのか。

 コンサートを担当する県文化・教育課によると、梅沢さんが使用していた控室は地下1階にある。

 控室などにつながる通路や楽屋用の駐車場には、一般利用者の立ち入りを禁止する立て札が設置されていた。

 控室のあるフロア内に警備員はいなかったが、施設の職員やコンサートスタッフ、県職員など、関係者が絶えず行き来する状況だったという。関係者の多くは、首から身分などを示すIDカードなども身につけていた。

 一方で、防犯上の不備も次々と露呈した。

 コンサートは子供たちが主役のため、楽器の搬入や着替え、リハーサルなどでは保護者らもフロア内を頻繁に出入りしており、その一人ひとりを厳重にチェックできるような状況でなかったという。

 控室は梅沢さんの専用として使われていたが、この日はオーケストラの子供たちを呼んで本番前にレッスンをし、他の出演者も出入りしていた。

 さらにコンサート中、控室は施錠されていなかったという。

 ■犯人像は?

 現場の状況などから、部外者の控室への侵入は容易ではないにしても、可能だったことが分かる。

 しかし、捜査関係者の間では、単なる窃盗犯ではない可能性を指摘する声もある。

 その理由として、控室に目立って荒らされた形跡がなく、バイオリンの他に盗まれたものも確認されなかったからだ。

 「犯人はバイオリンの価値をよく知る人物の可能性がある」。ある捜査関係者は話す。

 一方で、盗まれたバイオリンは高級品で製作者名や製作年が特定しやすく、転売などをすれば、すぐに犯行が発覚する危険性もある。

 「単純に高級品の収集目的なのか。どのような目的で盗んだのか…」。犯人像の特定には、捜査関係者も頭を抱える。

 インターネットオークションなどを通じて盗品が見つかる場合もあり、県警は、いまも警戒を続けている。

 ■悲痛な訴え

 「罪には問わないので、とにかく返してほしい」

 窃盗事件の発覚後、梅沢さんは、悲痛な叫びで犯人に返還を呼びかけた。

 バイオリンは、梅沢さんの国内外の音楽活動を支えてきた思い入れのある楽器だ。梅沢さんは「お金に換えられない価値のある品」と強調する。

 「誰かを疑いながら生活するのは、指導者として辛い…。疑心暗鬼のまま、子供たちや関係者と接してよいのか悩むこともある」と被害後の苦悩の心境を打ち明ける。

 時間があるとインターネットのオークションサイトをのぞいたり、知人の楽器商を訪ね回ることも。わずかな情報を頼りに、懸命に愛用のバイオリンを探している。

 「楽器は弾いてこそ、魅力を発揮する。コレクションとして並べているだけでは意味がない」と梅沢さん。改めて、こう犯人に呼びかけた。

 「心当たりのある人は、落とし物として近くの交番か県文化会館に届けてほしい。被害届は取り下げ、迷惑がかからないようにすると約束します」
こんなニュースはいやですね。
持ち主のもとに返ってほしいと思います。
いいニュースがもたらされますように・・・・・・

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どんな音がするんでしょうね!?

いったいどんな音がするんでしょうね。
聴いてみたいものです。

クモの糸1万本でバイオリンの弦、深みがある音

読売新聞 4月20日(金)16時7分配信

クモの糸1万本でバイオリンの弦、深みがある音
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クモの糸の弦を張ったバイオリンを弾く大崎教授=菊政哲也撮影
 クモの糸を研究している奈良県立医大の大崎茂芳特任教授(65)(生体高分子学)が、クモの糸を束ねたバイオリンの弦は、広く使われるナイロン製の弦より強く、音質も優れているとの調査結果を、米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」の最新号(13日発行)で発表した。

 既に各国の演奏家らから、問い合わせが寄せられているという。

 大崎教授は約35年間、クモの糸を研究しており、2年前に約1万本ずつより合わせた太さ0・75~1ミリの弦を作ることに成功した。

 電子顕微鏡による調査では、より合わせることでクモの糸の断面は円形から多角形に変形することが判明。これによって円形のナイロンの弦に比べて強度は4割、弾性が3割増していた。

 音の周波数の解析では、高音域でナイロン弦の倍以上、強い音が出ることがわかった。プロ奏者にナイロンの弦のバイオリンと弾き比べてもらったところ、クモの糸の方が輪郭のしっかりした音で、柔らかく深みがあるとの評価を得た。

最終更新:4月20日(金)16時7分

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もうそんな季節か・・・・・・

倉敷市民なら、みんな読んでjますよね、広報「くらしき」

24年度最初の4月号に、倉敷ジュニアフィルの春季団員募集の記事がありました。

新しい仲間を迎える時期なんですねぇ。
どのくらいの応募があるのか、気になるところです。
オーケストラの弦楽器って、やはり子供達には、馴染みが薄いんでしょうか。
管楽器を吹きたい子は、中学校の吹奏楽に行っちゃうんでしょうか。
フレンドリーな倉ジュニ、仲間になったら楽しいんだけどなぁ、と思っても、私が入れるわけでもないんですよね。
定演を楽しみに待つことにいたしましょうか。

この季節に楽しみな、フィギュアスケートの世界選手権が今日から始まったので、楽しみでもあり不満が募ったりもする私ですが、ぶつぶつ言いながらネットサーフィンをしていたら、ちょっと気になるものを見つけました。
(とは言っても、記事の貼り付け方もよくわからないんですが・・・困った・・・)

フィギュアスケートの採点システム改善へ向けての行動を嘆願する署名 http://www.shomei.tv/project-1922.html
(やっぱり出来なかったので、アドレスを貼ってみました)

ちょっと目を通してみましたが、同意できる内容でした。
こんなことも出来るんですね、ネットって。
テレビを観ていて感じる違和感を、ちょっとだけでも吐き出せたような気がします。

こんな草の根の運動でも、大きな力になって良い風を吹かせてくれればいいな、と思います。
倉ジュニの子達を見ていても思うことですが、好きなことに打ち込んで自分の技術を磨いている子供達って、大人には真似できないほどにストイックな部分が多いんです。遊びたいはずの時間を注ぎ込んで、繰り返し繰り返し練習していますもの。やれと言われて出来るようなものじゃありません。

そんな努力を、大人が踏みにじるなんて!

あってはならないはずのことが起こっているなら、それを正すのも大人の役目でしょう。
そう思いませんか?

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モフモフにもぐる……

ついこの間までは、床にお腹をべたぁっと付けて、広がるように寝ていたチョコ君ですが、いつの間にか寝姿が変化してきました。

丸まって寝る→私の膝元に鼻先を突っ込んで寝る→膝の上に抱かれたまま白目を剥く→……
といった感じです。

ペット用の寝床にフリースを敷いてやると、その上で寝ています。そこで、ひざ掛けを出してみると………
……犬のクセに(!)気に入ったようで、上に乗っかったり潜り込んだりで、このまま取り返せなくなりそうな感じです。

今から寒がりぶりを発揮していて、冬になったらどうするの!?って思いますが、外遊びは大好きなので、まぁいっかぁと暢気にかまえてます。

あっ
「モフモフ」というのは、もうお分かりでしょうが敷物や膝掛けのフリースのことでした~

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あら、びっくり!

二ヶ月もまるまる「放置」しちゃってました。

開け放した窓から、金木犀の香りが入ってきています。
どこからかしら……
ほんのりと香るのが、心地よいです。

何事も「ほんのりと香る」くらいが、ちょうど良いのかもしれませんねぇ。
決め付けたり、押し付けがましくなったりしないように、自重自重。
この控え目加減が、良かったり悪かったりで、難しいです

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同窓会は楽し…?

つい先日、高校の同窓会がありました。

と、いっても、ごく小規模の会でした。
お正月に、卒業してから初めての同窓会が開催されてから、なんだかんだと理由を付けて、楽しく集まることが多くなりました。お世話くださる方には負担でしょうけれど…

肩を組んで校歌を大合唱…はしませんでしたが、短ランの強面だった同級生が、いい感じに年を経ていたり、びっくりするくらい昔のままの人もいたりで、話に花が咲きました。

校歌やら校是やら、何年経っても忘れないものですね。
わが母校のは、

「授業第一」
「五時下校」
「師弟同行」

校歌は、三番までバッチリ歌えます。
ブラスバンド部だったので、前奏や間奏も歌えます(笑)

切れずに繋がっている同級生との絆、大切にしたいものです。

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「Eテレ」!

なんだか違和感のある名称です。
……Eテレ…
NHK教育という名に馴染みがあるせいですね。

先ほど、「日めくり万葉集」という短い番組を観ました。

我のみや 夜舟は漕ぐと 思へれば 沖辺の方に 梶の音すなり

情景が思い浮かぶと同時に、様々な事も思われる…
勉強として接している時には観じ難かったものも、今は違った思いに包まれます。

NHKのホームページでも見てこようかな。だって、今日で328回らしいですから

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朝の楽しみ

最近、ちょっと楽しみにしてること。
「観てる」というべきかな?

朝の情報番組「ZIP!」の中の、ホンの短いコーナー、「おはよう忍者隊ガッチャマン」

耳に慣れてるガッチャマンのテーマに、ついつい振り返ってしまう……

ベルク・カッツェがお気に入り

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和文化考

「RSKイブニング5時」にて、吉備津神社近くの甘味処が紹介されていました。

国司アナウンサーの取材だったようですが、
「おぼた」と「おはぎ」が、食品としては同じものだと知らなかったようで、……

春の「おぼた」、秋の「おはぎ」

お彼岸に食べる機会の多いものですよね。
そういえば、やれ粒餡と漉し餡だとか、餡子と黄な粉だとか、そんな論争を中学生の頃だったか目にして、調べてみて納得した覚えがあります。

牡丹と萩、風流な言葉遊びのようですが、和歌が教養の最重要課題だった時代であれば、季語は欠かせないものですので、常識の範疇だったのでしょうね。
出来ることなら国語や古文の時間には、文法よりもこういった事項に重点を置いて欲しいものです。

そういえば旬の話題の「なでしこジャパン」の話でも、「なでしこって花の名前なんですねぇ。どんな花なんでしょうか。」なんて、思わず口が開いてしまうようなことを言っていたアナウンサーもいらっしゃいました。撫子の花を本当に見たことがないんでしょうか?う~ん……

「美女撫子」の種でも蒔きますかねぇ。

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同意できるわぁ!!

そのとおりだわ……と納得できた記事があったので、覚書がわりにコピーさせていただきます。

「風評被害」の元凶は誰か、政府の情報開示法は誤り――深尾光洋・慶応義塾大学教授

東洋経済オンライン 6月28日(火)10時51分配信

「風評被害」の元凶は誰か、政府の情報開示法は誤り――深尾光洋・慶応義塾大学教授
深尾光洋・慶応義塾大学教授
――福島第一原子力発電所の事故に関し政府の対応の問題点は。

 避難地域の拡大設定が後手に回ったことで、子供や妊婦など放射線の影響を受けやすい人たちを逃がすのが遅れ、潜在的な被曝者を増やしたと考えている。もちろん、妊婦の場合、避難そのものも危険は伴う。

 しかし、平時であれば放射能汚染の管理区域に指定されるような場所が、かなりの期間放置されたことが問題だ。放射線量のピークは水素爆発が相次いだ直後の3月14~16日だが、大量の放射性物質が大気中に放出されたこの時期に、十分な対応を取らなかった。

 IAEA(国際原子力機関)が3月30日に福島県の飯舘村について「放射線量が高く避難すべき」と指摘したのに、4月11日まで意思決定を先延ばしにしたうえ、1カ月以内の「計画避難」という中途半端な指示を出している。子供や妊婦は早く避難させるべきだった。

■累積線量の発表が遅れ避難指示も後手に回る

 本来、被曝のリスクは時間当たりの線量ではなく、累積線量で考えるべきだ。しかし当初からマスコミは1時間当たりの線量を胃がんのX線集団検診における被曝量などと比較して安全を強調し、誤った理解を広めた。政府がそのような発表の仕方をしたからだ。現在でも、インターネットの福島県のホームページではこのような情報発信が行われている。

 そもそも胃の検診はがんのリスクが高い中高年層がせいぜい年に1回受けるもので、子供や妊婦は病気が強く疑われるケースを除いては、受けてはいけない検査だ。

 累積線量で年間20ミリシーベルトを超える地域が計画的避難区域に指定されたが、これは平時において原発作業員が浴びる放射線の上限(5年平均)だ。これだと計画的避難区域では、年間数十回も胃の検診を受けるのと同じ状態になる。

 一般の人には子供や妊婦のように放射線の影響を受けるリスクの高い人もいるので、世界的にも年間1ミリシーベルトという上限が設けられているのだ。

 3月14~16日の大量の放射性物質放出後の数週間は、冷却が困難になった三つの原子炉、四つの核燃料プールを同時に海水で冷やすという、七つのお手玉を回すような難しい状況に陥った。仮に一つでも冷却に失敗していたら、チェルノブイリ事故のように、風下に大量の死の灰が降る可能性があった。本来、もっと広範囲の住民に対して避難勧告をすべき事態だった。特に風下の住民に対し、警告を発するべきであった。

 政府の情報開示の姿勢と日本のマスコミの報道には、不信感を持っている。首相官邸のホームページには、国際機関によるチェルノブイリ原発事故の報告の一部が載せられているが、肝心の「長期的には9000~1万人が、がんと白血病により死亡する」との見通しを載せていない。これは驚くばかりだ。

 危険を過小に見せようという政府の姿勢に、国の原子力政策にかかわった多くの専門家たちも加担し、テレビの報道番組で「安心です」と言い続けた結果、国民の信頼を失ったのではないか。

 気象庁や日本気象学会は、風に乗って広がる汚染を予測して避難を呼びかけるべきであった。しかし気象学会は学会員に対して、汚染情報を発表しないようにとの通達まで出した。学会の自殺行為だ。

 日本政府の情報開示に不信感を持った外国政府が厳しい態度を取り、外国からの観光客、留学生が逃げ出したのも無理はない。

■徹底した情報開示で農産物の市場回復を

――農産物をめぐる情報開示にも混乱があった。

 政府やマスコミは消費者の買い控えを「風評被害」と呼ぶが、あたかも消費者の行動が合理的でないかのような、まったく的外れな表現だ。政府の情報開示が不十分だから、不信感を持たれるのだ。

 食品について政府は、地域別・品目別の詳細な汚染情報を開示せず、政府が定めた安全基準より放射線量が多いものを出荷停止としただけで、それ以上の情報を出さない。また、放射能汚染のレベルが高まった3月17日に水道水の摂取制限や飲料・食品の出荷停止基準を大幅に緩めたことも不信感を増大させた。

 こうした状況では、できるだけ体内被曝したくないと考える消費者が原発に近い地域の農作物をすべて敬遠するのは当然で、まったく汚染されていないものまで価格が大幅に下がってしまう結果を招いている。

――政府が本来取るべき行動は。

 汚染による被害を最小限に抑え、農地の生産をある程度維持するための提言をしたい。以下は、現代経済研究グループ有志(※)による提言だ。

 すなわち、徹底した情報開示で市場機能を回復させることだ。放射能に汚染された地域の農地や港から出荷される生鮮食品については、ロットごとに汚染の水準を表示して販売する。表示を偽った業者には厳しい罰則を課すが、安全基準内であれば、汚染水準の開示を条件に出荷を認める。消費者は自分のリスクと汚染水準を見て購入すればよい。

 開示制度が信頼を得られれば、汚染度合いが非常に低い産物には、通常の価格がつくはずだ。汚染があっても基準を下回るものには、それ相応の安い値段がつく。これは風評による安値ではなく、市場が評価した正当な値段ということになる。

 安全基準を上回って汚染されている食品は出荷を停止し、その損失は東京電力が直ちに買い取りに応じることで補償すべきである。また、汚染によって価格が下落したものも、汚染されずに正当な価格がついている商品との差額を補償すればよい。

 このようなやり方で、汚染された食品が出回るのを防ぎ、汚染されていない食品が売れずに生産者が不当な損害を被ることも阻止できる。

(※)ほかに賛同するメンバーは次のとおり。伊藤隆敏(東京大学教授)、浦田秀次郎(早稲田大学教授)、土居丈朗(慶応義塾大学教授)、八田達夫(大阪大学名誉教授)、八代尚宏(国際基督教大学教授)。

(週刊東洋経済2011年4月30日号掲載 記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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深尾光洋(ふかお・みつひろ) 慶応義塾大学教授。日本銀行で金融研究局(現・金融研究所)、外国局、調査統計局、OECD経済統計総局などを経て97年から現職。2010年5月まで日本経済研究センター理事長、現在、日本経済研究センター理事兼研究顧問(兼任)。
こんな風な話こそを聞きたいのに、何らかの意図が感じられる情報ばかりが飛び交う日常って、いったい何なんだろ……?
その通りだわ、と納得できる記事があったので、覚書代わりにコピーさせていただきます。

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